社労士ホームページ作成ガイド|開業時に差がつく成功事例と注意点

こんにちは。士業専門ホームページ制作を手がける「親和ホームページ」代表の前原です。

今回は、これから独立開業される社会保険労務士の先生に向けて、

「開業時にホームページに差がつく成功事例と注意点」

という気になる点にお答えします。

実際に社労士の先生がどんなホームページを作ればよいのか?また注意点や作り方の選択肢まで、わかりやすく解説していきます。

親和ホームページでは、社労士の先生のホームページ制作を多数手掛けており、特に開業時のホームページ制作ノウハウが豊富です。

紹介をしてみました。

目次

なぜ社労士にホームページが必要なのか?3つの理由

まだまだホームページを持っていない社労士の先生もいらっしゃいますが、開業時にホームページを作るとプラスに働くことが多くなってきました。

2020年代だからこそ、社労士の先生にホームページを作るべき3つ理由を紹介します。

理由1:紹介案件を取りこぼさないため

社労士の多くは紹介で仕事が決まりますが、紹介された相手は必ずネットで名前を検索します

そのときに、経歴や雰囲気がわかるホームページがあれば、「安心して問い合わせできる」と思ってもらえます。

逆に、何も情報が出てこなければ、そのまま連絡を控えられてしまう可能性も。

社労士は紹介に頼る営業スタイル🌾が多い🌾です。ホームページを持っておくと、経営者や同業他士業がリンクを送って紹介しやすくなります。

理由2:対外的な信頼感が高まる

会社の経営者や金融機関、他士業と取引をするときに、ホームページの有無は信頼性の判断材料になります。

  • 顔写真や経歴がある
  • 取扱業務が明確に書かれている
  • 事務所の考え方が伝わる

これらがそろっていると、「ちゃんとした事務所だな」という印象を持ってもらえるのです。

とくに日本政策金融公庫などで融資を受ける際は、ホームページがあるだけで評価が上がることもあります。

理由3:24時間365日働く社労士事務所の「営業マン」になる

ホームページは、ネット上で社労士先生の代わりに営業してくれるツールです。

「〇〇市 社労士」「助成金 手続き」「障害年金 社労士」などのキーワードで検索した人に見つけてもらえれば、新しい顧客とつながるチャンスが広がります。

個人事業主は、自身の限られた労働時間から営業時間を捻出しないといけません。

ホームページがあれば、自分の分身となって自動的に営業してくれる営業マンの代わりになります。

「どんな業務を扱うか」で社労士ホームページの役割は変わる

社労士業務は、大きく以下のように分かれます。

業務分類対象ホームページとの相性
顧問契約・就業規則・労務管理・助成金等企業(B to B)
事務所名検索や紹介時に必要。業務提携・業務依頼の用途もあり。
障害年金等個人・中小企業(B to C)
検索経由での集客が見込める

B to B(企業向け)の場合

企業との顧問契約や労務相談は、事務所名検索・紹介・人脈がメインです。

検索で探される時は、「社労士事務所名」、「社労士の先生の名前」が主です。

「出会った社労士の先生のことを後で調べる」「紹介された先生のホームページを見てから判断する」という流れで必要になります。

また、企業や他士業事務所・他士業法人からの業務提携や業務依頼もあるので、作っておいて損はありません。

【目的】信頼感のあるサイトで「看板代わり」として活用するのが効果的です。

B to C(個人向け)の場合

障害年金などは、依頼者がインターネットで積極的に調べる社労士業務です。

障害年金を探す個人などは、社労士の知り合いがいるほうがレアケース。

そのため。「社労士 障害年金 札幌」などの検索する人が多く、ホームページでSEO対策すれば集客導線設計にもつながります

【目的】専門性をアピールする集客ブランディング型ホームページとして機能させることができます。

取扱業務は「網羅型」か「特化型」か?社労士ホームページのタイプ選び

社労士ホームページの構成には、大きく2種類あります。

取扱業務をどこまで載せるかによって、ホームページ構成、紹介のされやすさ、インターネット集客のしやすさが変わるのが特徴です。

網羅型(事務所紹介型)

幅広い業務を紹介することで、紹介された時の受け皿になるホームページです。

「助成金の相談をしたけど、労務相談もお願いできる」といった広がりを持たせたいときに使えます。

社労士事務所や社労士の先生の自己紹介としてアピールしたい時に有効です。

【目的】事務所や社労士の紹介目的でホームページを作りたい社労士先生にオススメです。

特化型(業務特化型)

障害年金や助成金など、1つの業務に絞り込んで集客を狙うホームページです。

一つの業務に特化するので専門家としてのブランディングがしやすくなります。

ホームページ全体で1つの業務に特化するので検索対策に強く、問い合わせにつながりやすくなるのが特徴です。

【目的】インターネットでの集客導線を作りたい社労士先生にオススメです。

社労士の業務・ターゲット別のホームページ紹介

社労士のホームページは、ターゲット(法人 or 個人)取扱業務(網羅 or 特化)によってホームページのテーマや構成が変わってきます。

その中でも、士業ホームページ制作を専門としている親和ホームページがオススメするのが、上記のマトリクスです。

・事務所や自己紹介目的 企業人事労務をカバーした網羅型の事務所型ホームページ
・インターネット集客導線設計目的 一つの社労士業務(障害年金・助成金等)に絞った業務特化型ホームページ

このような分け方でホームページを作るのがオススメです。

【※】網羅型(事務所型ホームページ)と個人向けの組み合わせで、年金業務全般を絞ったホームページは需要が少なく、検索にも弱いです。親和ホームページでは、この組み合わせだけはオススメしていません。

なお、ホームページは1つに絞る必要はありません。

開業当初は網羅型の事務所型ホームページを制作。業務実績が増えていった段階で、障害年金業務や助成金業務に特化したホームページを持つ社労士先生もいらっしゃいます。

特化型でSEOを狙う/網羅型で紹介を受けやすくする

というように、目的に応じて使い分けるのがポイントです。

社労士(社会保険労務士)のタイプ別のデザイン制作事例

ここでは親和ホームページで制作をさせていただいた社労士(社会保険労務士)事務所様のデザイン制作事例を紹介します。

【網羅型・事務所型ホームページ】 つるき社労士・行政書士事務所様

つるき社労士・行政書士事務所様は、北海道小樽市にある社会保険労務士・行政書士のダブルライセンス事務所です。

開業時に企業の人事労務を担当されたいとのことだったので、企業人事労務を網羅しつつ、経営者の方から好印象に見えるデザイン設計や写真を配置しました。

人脈や紹介でのつながりでの仕事の依頼を希望されていたので、事務所型のホームページにしています。

【特化型・業務特化型ホームページ】 障害年金専門まえはら社労士事務所様

障害年金専門まえはら社労士事務所のHP
引用:https://shogainenkin-maehara.com/

障害年金専門まえはら社労士様は、神奈川県川崎市にある社会保険労務士事務所です。

障害年金の実績が溜まってきて、インターネットを使った集客導線を設計したいとのことだったので、一つの社労士業務(障害年金)に絞りました。個人の相談者や依頼者からから好印象に見えるデザイン設計や写真を配置しています。

インターネット集客に力を入れたいとのことだったので、全ページを障害年金特化したことで、検索対策(SEO対策)にも強くなっています。

社労士ホームページは実績ある親和ホームページにお任せ

独立開業のタイミングで ホームページ制作を考えている社労士の先生は、すでに一歩先を行く行動派です。

社会保険労務士連合会の出している「2024年度 社労士実態調査」 調査結果(詳細版)では、「事務所ホームページ開設」と答えた割合が、39.9%になっています。

特段情報発信はしていない」と答えた社会保険労務士が50.8%もいて、まだまだホームページの普及が進んでいない状態です。

独立開業の時点で新人の社労士先生がホームページを作れば、半分以上の社労士先生(中堅・ベテランを含む)と差別化ができます。

とはいえ、自作で制作をしようとすると、

デザインや写真の部分で差別化ができず、素人っぽい見た目になる
・SEO対策などがわからず、文章もわかりにくい

という相談者や依頼者に選ばれづらいホームページになってしまうことに悩む社労士先生が多いです。

何より独立開業時は組織を辞めるタイミングなので、社労士の独立開業準備に時間がかかります。

「親和ホームページ」なら、ヒアリングで“話すだけ”で 原稿・デザイン・SEO対策 を丸ごと対応可能です。

士業サイトに特化した専門ライターが先生の想いや強みを言語化し、検索キーワードを戦略的に組み込んだ構成で仕上げます。専門のアートディレクターが、相談者や依頼者に好まれやすいデザインや写真指示ができるのも強みです。

現在、無料のヒアリング相談で、社労士の先生に合ったホームページ案をご提案しています。

30分間で、オンラインのZoom対応(平日夜・土日も可能)しています。

社労士のホームページ制作は、実績のある親和ホームページがサポートするので、ご気軽にご相談ください。

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