SNSでの集客や認知活動がどの業界でも一般的になってきました。
活用したい士業の先生もいらっしゃると思います。
でも、どのSNSを選ぶべきか迷っていませんか?
実は、SNSにはそれぞれ特性があり、士業の先生が探しているお客様がいる場所、いない場所があります。
士業専門のホームページ制作をしている親和ホームページの前原も、SNS運用をするときは、「SNSの特性を知ることが重要です」とクライアントさまにご提案するのが最初のステップです。
今回は「そのSNSにお客様はいるのか?」という視点から、SNS選びのヒントをお届けします。
なぜ、同じインフルエンサーでもフォロワーに差がある?
先日、SNSでとても興味深いアカウントを見かけました。
SNS全体で4万人を超えるフォロワーを持っているインフルエンサーさんです。
内訳は、
- note 500人未満
- X(旧Twitter) 2,500人ほど
- Instagram 3万2,000人ほど
- Threads 6,000人ほど
なぜ、ここまで同じインフルエンサーさんでも、フォロワー数が違うのでしょうか?
実は、発信している内容を好む層がSNSによって違うのです。
好む層が違うから、効果的な投稿も違う
そのインフルエンサーの方が発信されているのは、デザインのやり方のノウハウです。
デザイン系の情報は「視覚」が中心になります。写真や動画を活かしたコンテンツ作りが効果的です。
だから、発信に向いているSNSは、InstagramとYouTube、Tiktokなどが挙げられます。
もう一つ大事なのが、「どの層がデザインに興味があるのか」ということです。
デザインという仕事は女性が好むことが多く、Webデザイナーさん等のデザイナーになりたい方は20〜30代の女性が多いです。
女性ユーザーが多いInstagramやThreadsは、デザイン系のノウハウ発信にピッタリです。
だからこそ、こちらのインフルエンサーさんは、Intagramのアカウントのフォロワーが一番多く、同じメタ社のアカウントが引き継がれるThreadsでもフォロワーが多いと推測されます。
このように、ターゲット層に好まれるSNSというものがあるのです。
各SNSの国内MAU(2025年)を比べてみる

実際に、これはデータでも表れています。
X(旧Twitter)とInstagramはほぼ同じ6,600〜6,700万人のユーザー数ですが、Instagramは特に女性層に人気があるSNSです。
ここには載っていませんが、ThreadsもInstagramのアカウントと連動して使えるため、女性が多くなる傾向が強いと言われています。
逆に、X(旧Twitter)は男性に好まれるSNSで、論理的な意見を言う傾向が強いです。
「自分が発信しやすいSNS」と「お客様がいるSNS」は違うかも?
ここで私が士業の先生に伝えたいのは、SNS運用で成果を出すためには「自分のターゲットがどこにいるのか」を見極めることが大切さです。
「自分が発信しやすいSNS」だけを選んでしまうと、お客様がいない場所で一生懸命投稿してしまうリスクがあります。
一方で、「お客様が集まるSNS」に合わせて投稿内容や頻度を調整すれば、きっと反応は変わってきます。
たとえば、
・若手起業家やフリーランスが多いX(旧Twitter)
・女性起業家やビジュアル重視のInstagram
それぞれのSNSで集客や認知をされたいのであれば、投稿の切り口や見せ方を変えてみるのも効果的です。
まとめ
SNSは単なる投稿場所でもあるのですが、士業の先生が集客や認知拡大に力を入れようとすると、「ターゲット分析」が重要になります。
確かに、「自分が投稿しやすい」も大事です。
ただ、「お客様がどこにいるのか」「どんな発信なら届くのか」をしっかり見極めることで、SNSからお問い合わせしてもらえる可能性が増えます。
親和ホームページでは、SNS運用まで考えたホームページ制作を行なっています。
士業の先生のお話をヒアリングして、先生のご事情に合ったSNS運用方法までご提案させていただいています。
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