なぜあの先生に依頼が集まる?士業のパーソナルブランディング戦略を紹介

「○○士って、どの先生に頼んでも同じでしょ?」

そう思われてしまうのが、士業のつらいところかもしれません。

私から見れば、一人ひとりの先生に専門性があって、積んできた経歴があり、それぞれ違う人柄があるので、強みの違いがわかります。

ただ、世の中の人から見ると、「○○士という言葉でくくられて、先生の違いが見えにくい」というのが、弁護士・司法書士・税理士・社労士などの士業の共通課題です。

でも、その中で「この先生にお願いしたい」と選ばれる人がいます。その違いはどこから来るのでしょうか?

私、親和ホームページの前原は現在、士業専門のホームページ制作をしています。それ以前はブログ一本でご飯を食べていた時代があり、今でいうインフルエンサーとして活動していました。

その時に私が他のブロガーと差をつけて、企業や行政から仕事を依頼されるために行なっていたのが、パーソナルブランディングという手法です。

パーソナルブランディングができていると、お客さまから相談されやすく、価格競争にも巻き込まれにくくなります。

今回は、パーソナルブランディングという概念を紹介してみました。

目次

ブランディングとは「選ばれる理由をつくること

ブランディングというと、「オシャレなロゴを作る」「かっこいい写真を撮る」――そんなイメージを持たれるかもしれません。

でも、士業にとってのブランディングはもっとシンプルです。

「この先生は、○○の相談に強そうだな」
「話しやすそうだから、一度相談してみようかな」

こんなふうに、先生ご自身の人柄や専門性が伝わる状態をつくることが、士業にとってのブランディングです。

つまり、パーソナルブランディングとは「あなただから選ばれる理由」を、文章や写真、ホームページの構成などを通じて見えるようにすることです。

士業のパーソナルブランディングの3つのポイント

私たち親和ホームページが大切にしているのは、ブランディングの視点です。

難しい言葉のように聞こえるかもしれませんが、要するに「この先生に頼みたい」と思ってもらうための見せ方・伝え方の工夫です。

親和ホームページでは、次の3つのステップで、先生らしさを伝えるお手伝いをしています。

1. 専門性を言語化する

「何でもできます」は、よく言ってしまいがちなワードですが、相手の印象には一番残りません。

そこで専門性を言語化するのが、パーソナルブランディングにおいて大事です。

たとえば「離婚に強い弁護士」「外国人ビザ専門の行政書士」「障害年金に特化した社労士」etc.

こうした専門性の見せ方があるかどうかで、依頼率は変わります。

士業の先生は無数にいらっしゃいますが、特定の分野に絞れたとき、一気にライバルは減ります。

2. 人柄や価値観が伝わる表現にする

これは文章と写真の両方が関わります。

たとえば、商売でこの事業をやっていると言うより、自分の人生でこういう理由があって志したと言われたほうがお客さまに響くものです。

ただ、自分が書きたい文章とお客さまが知りたいことは違っている恐れがあります。

親和ホームページでは、第三者目線で士業の先生の経歴を深掘りして、未来のお客さまの心に響く文章をプロのライターが作っています。

3. 見た目の安心感をつくる

一般的に、士業の先生のような知的な方ほど、「きちんと文章にしておけば、相手は読んでくれる」と思いがちです。でも、ウェブの世界では、そこに少しズレがあります。

検索してたどり着いたページは、多くの場合、最初に表示される部分「ファーストビュー」だけを3〜4秒見て、読むかどうかが判断されます。

つまり、中身をしっかり書いていても、見た目で「読む気にならない」と判断されてしまえば、伝わる前に離脱されてしまうのです。

だからこそ、写真や色合い、文字のバランスといった第一印象がとても大切になります。「信頼できそう」「話を聞いてみたい」と思ってもらえる見た目をつくることが、スタートラインです。

プロのカメラマンやデザイナー、コピーライターの力を借りることで、その印象は格段に変わります。見た目の印象は、単なる飾りではなく、「相談してみよう」と思ってもらえる入口になるのです。

士業こそ、パーソナルブランディングと相性がいい

士業という職業は、お客様と信頼関係を築くことが前提の仕事です。だからこそ、先生の「人柄」や「理念」、「印象の上がる服装や表情」が伝われば伝わるほど、「相談してみたい」と思ってもらえる確率は上がっていきます。

つまり、士業こそパーソナルブランディングに取り組む価値がある職種なのです。

「自分はこういう相談に向き合っています」という想いを発信していくことで、選ばれる確率は確実に上がります。

ブランディングは、一部のカリスマだけがやるものではありません。

むしろ、お客様の悩みに誠実に向き合ってきた先生ほど、言葉にできていない「強み」があるものです。

それを掘り起こして、丁寧に見せていく。
それが、これからの士業にとって必要な選ばれる努力ではないかと、私は思います。

最後に:ブランディングにオススメはホームページ

ここまで読んでパーソナルブランディングを始めたくなったけれど、どのメディアから始めればいいのか?とお悩みの先生もいるのではないでしょうか。

現代は本当に多種多様なメディア(ホームページ、ブログ、SNS、広告など)があります。

このnoteもその一つですよね。

いろんなもので取り組めるのですが、その中でも一番費用対効果が高いと私が考えるのはホームページです。

なぜなら、ホームページは先生のコンセプト(核)を決めて載せるところだからです。

〇〇に強い、〇〇の専門家である士業などのコンセプトができてしまえば、あとはブログやnote、SNSで発信してしまうだけです。

カルピスの原液(ホームページ)を作り、水で薄める(ブログ、SNS)というイメージだと伝わりやすいでしょうか。

マーケティングファネルでも、お問い合わせに近いメディアからブランディングを手がけていくのが定石です。

ぜひ、パーソナルブランディングを行いたいなら、ホームページ制作から検討をしてみてください。遠回りのように見えて、実は一番の近道です。

親和ホームページでは、士業の先生と一緒に、ホームページ制作やブログ運用を行っています。

私たちが大事にしているのが、「パーソナルブランディング」という考えです。「先生だからこそ頼みたい」というイメージをヒアリングやインタビューしながら作り上げていきます。

お見積もりまでのご相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

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