弁護士の人数を人口で割った割合は数千人に1人?確率で士業の数を読み解く

今日はちょっと変わった話をします。テーマは「士業に出会う確率」です。

そもそも、士業の先生って、普通の人からするとどれくらい出会う可能性がある職業なのか、考えたことはありますか?

都道府県ごとの弁護士会や司法書士会はテレビCMを流したり、イベントを開いています。

また、個人の先生や士業法人を持つ先生は、ネットやリアルで営業を行う必要性を感じるのではないでしょうか?

実は、確率という数字で見ると、ちゃんとした理由があるんですね。

今回は、意外な視点から紹介します。

目次

一生で士業の先生に出会う確率は?

日本には各分野ごとに士業の先生がいます。少ないと1万人ほどで、多いと8万人くらいと言われています。

一方で、日本の人口は1億2,500万人。人が一生のうちにプライベートや仕事で関わる人は約3,000人と言われています。(何かしら会話をしたり、プライベートや仕事などで接点を持つ人の数です

これをもとに、日本にいる士業の登録者数と、人生で人と関わる平均人数(3,000人)をもとに出会う確率を計算してみました。

士業名人数割合備考
弁護士約45,000人約1.08%人生で1人に出会う可能性あり
税理士約80,000人約1.92%出会う確率は比較的高め
社会保険労務士約44,000人約1.06%弁護士とほぼ同じくらい
行政書士約50,000人約1.20%人生で1人に会えるかも
司法書士約21,000人約0.50%かなりレア
弁理士約11,000人約0.26%ごく少数の専門家
中小企業診断士約28,000人約0.67%知り合いにいると珍しい部類

どうでしょう!?驚くべき程のレア度ですね。

「士業の知り合いがいる」は、実はけっこうレア

たとえば、弁護士は全国で約45,000人。

人生で3,000人と出会って、1人いるか、いなかもしれないというレベル。

相続などで弁護士に頼んだら、それが最後の1回になるかもしれません。

司法書士は全国で21,000人。

もっと少ないですね!つまり、人生で6,000人と出会って、ようやく1人いるかもしれないというレベルです。

これって、かなりの“レアキャラ”です。

だからこそ、テレビで法律系のCMが流れていたり、士業の先生方はYouTube・ブログ・SNS・講演などをして「認知拡大」に取り組んでいるのは、すごく理にかなっていることなんです。

私自身のケースもかなり珍しい

ちなみに私自身は、父親が社労士で、友人が弁護士です。

そこからホームページ制作を頼まれるようになり、士業業界に関わるようになりました。

冷静に考えると、これもかなりレアです。人生で親しくなる人は約300人と言われていますので、私自身も軽い奇跡を感じます。

(今度、父親に会ったら拝んでみようかと思います)

司法書士や弁理士の先生には人生で出会わないほうが高いので、関わって会話をした時点で珍しいかもしれません。

もちろん、レア度の高い中小企業診断士の先生なども、商工会議所などに行けば関わる機会はグンと上がります。

しかし、普通に就職していたら出会わないほうが高いんですね。

だから、ホームページやSNSは「確率を上げる道具」になる

そう考えると、ホームページやSNSを持つことは自分の分身を作ることです。

そもそも、士業の先生と出会うこと自体がレアなこと。だからこそ、出会う確率を少しでも上げることが、第一歩だと言えそうです。

  • 検索で名前を調べたときに出てくるようにする(SEO)
  • 出会った人があとから「この先生に連絡してみよう」と思えるようにする(問い合わせページ)
  • そもそも士業という存在を思い出してもらう(SNS・講演・ブログ)

一生に一度、頼るかどうかの士業だからこそ、「見つけられる状態」にしておくのが大切なんですね。

「司法と市民の間には4つの壁がある」という話

ちなみに、ある弁護士の先生から伺った話で、とても印象に残っている言葉があります。

「司法と市民の間には4つの壁があるんです。
情報の壁、距離の壁、費用の壁、そして心理的な壁。」

この中で特に大きいのが、「情報の壁」と「心理的な壁」ではないでしょうか。

  • どこに相談していいかわからない(情報)
  • なんとなく怖い、頼みにくい(心理)

こうした壁を乗り越えるために、ホームページを作ったり、SNSを使って発信したりすることが、確率を上げる第一歩になると私は思います。


まとめ:士業の営業は「出会いの確率を上げること」だと思ってください

✔ 一生で士業の先生に出会う確率は、実はかなり低い
✔ 認知拡大・信頼性アップには、まず“見つけられる”ことが必要
✔ ホームページやSNSは、その確率を上げるための有効な手段
✔ 特に開業直後の先生こそ、情報発信が重要になる

開業してから、営業・ネット集客というと、急に心理的なハードルが上がる先生もいるかもしれません。

しかし、士業の先生自体が非常にレアキャラ!

むしろ、捕まえてもらうために、こちらからレア度を下げていくのが、営業やネット集客なのかもしれません。

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