こんにちは。士業専門ホームページ制作をしている、親和ホームページ代表の前原です。
ベテランの士業の先生にとって悩みのひとつが、
「ホームページは持ちたいけれど、問い合わせが多すぎて対応できない」
ということです。
士業に限らず、信頼が積み重なり顧問先が増えると、ある時点から「これ以上の新規は必要ない」という状況に入ります。
実際に先生方のお話を伺っていると――
「ホームページは欲しい、でも問い合わせは減らしたい」
というニーズが確かに存在するのです。(集客をしたい新人の先生からすると贅沢な悩みに聞こえますよね)
今日はその理由と方法についてお話しします。
ホームページと現実が一致しない士業事務所
ある士業事務所に私が訪ねたときのことです。
先生は「ホームページをリニューアルしたい」と考えておられました。
ただし、顧問先がすでに十分に溜まっているため、むしろ「なるべく新規の問い合わせを減らしたい」という悩みを抱えていたのです。
実際、こうしたケースは一定数あります。
現実は問い合わせ不要なのに、ネット上は集客モードのまま というギャップが生まれているのです。
なぜ逆SEOが必要になるのか?
多くの士業の先生は、開業時に「とにかく集客したい」と思ってホームページを作られます。
SEO対策を行い、検索で見つけてもらえるようにするのは自然な流れです。
しかし時間が経ち、顧問先や案件が安定すると、今度は「新しい問い合わせが不要」という段階に移ります。
この時点で集客用のホームページが強すぎると――
- ネットからだと難しい悩みを持ちかけるお客さまがいる
- 電話やメールの対応で日常業務が止まる
- 依頼を断ること自体がストレスになる
といった問題が起こってしまうのです。
そこで出てくるのが 「逆SEO」 という発想です。
逆SEOでできること
逆SEOとは、露出を“増やす”のではなく、あえて控える方向に調整することです。
たとえば、
- 検索への工夫を控える
ホームページで特定のキーワードを強調しなければ(最低限は載せます)、その分だけ検索には出にくくなります。 - お問い合わせの入り口を控えめにする
お問い合わせフォームや電話番号を前面に出さなければ、自然と件数は落ち着きます。
こうすることで、「看板代わりとして存在はさせるけれど、集客はしすぎない」 という状態を作ることが可能です。
逆SEOの注意点とバランス
ただし、注意も必要です。
例えば弁護士の先生の場合、紹介で来られた方が「この先生、離婚案件もやってくれるはず」と思ってホームページを見に来たときに、「離婚」という言葉が一切なければ、不信感につながる可能性があります。
ですから大切なのは――
- ホームページには業務内容として一応は言葉(キーワード)を載せておく
- ただし検索に強く出す必要ない(露出を調整する)
というバランスを取ることです。
親和ホームページの対応
親和ホームページはSEOについて10年以上の実績があります。
だからこそ、
- 「看板代わりのホームページは欲しい」
- 「でも問い合わせは増やしたくない」
という、仕事をたくさん抱えている先生ならではのお悩みにもお応えできます。
「逆SEO」というと特殊に聞こえるかもしれませんが、要は検索との距離感を調整すること。
集客を増やすだけでなく、必要に応じて減らす工夫も可能です。
まとめ
もし、
- これ以上問い合わせが来ても困る
- けれど信頼のためにホームページは持っておきたい
という先生がいらっしゃれば、どうぞご相談ください。
親和ホームページでは「集客」も「逆SEO」も、先生の状況に合わせた設計が可能です。
ぜひ、ご相談ください。